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Four Seasons (フォー・シーズンズ) − その2

( 2008-03-28 )


前回の Four Seasons の続きになります。

フォー・シーズンズというと Frankie Valli の声ばかりが際立ってしまいますが、重要人物が他にも3人います。

まずはプロデューサーの Bob Crew (ボブ・クルー)。この人は自分でもアルバムなんか出したりしています。非常にルックスのいい人です。

次にフォー・シーズンズのメンバーであり、ソングライター、キーボーディストでもある Bob Gaudio (ボブ・ゴーディオ)。

そしてアレンジャーの Charlie Calello (チャーリー・カレロ)。

Charlie Calello は Lou Christie (ルー・クリスティ) や Robert John (ロバート・ジョン) などのアレンジもしていますが、当時の裏声担当だったのでしょうか?

いまさらですが Charlie Calello は、達郎氏のファースト・ソロアルバム「サーカス・タウンン」のニューヨークサイドの、プロデューサーも務めました。

ちょうど、2日前くらいに送られてきた最新のファンクラブ会報で、その時のレコーディングの様子について、達郎氏がいろいろと語っています。Charlie Calello についても語っています。

.....話が飛んでしまいましたが、フォー・シーズンズの重要人物は Frankie Valli と上記の3人を合わせた、計4人。

フォー・シーズンズは63年までシカゴの Vee-Jay (ヴィー・ジェイ) というレーベルに所属しておりましたが、このレーベルからの第一弾シングル「Sherry (シェリー)」が大ヒット。

今でも フォー・シーズンズ = シェリー のイメージが強すぎて、オールディーズグループに見られる感があります。

ちなみに達郎氏が「オン・スト1」でカバーしている「Alone」は、フォー・シーズンズの Vee-Jay でのセカンドアルバムに収録されているバージョンを参考に制作されています。

フォー・シーズンズは64年に Vee-Jay から Philips (フィリップス) にレーベルを移籍します。

この Philips 時代がフォー・シーズンズの全盛期といって間違いないと思います。私もこの時代の作品が一番好きです。

Philips の初期はスペクターを意識したサウンドが目立っていましたが、後にモータウンに影響されたサウンドに変わっていきます。

私の一番好きなフォー・シーズンズの作品は66年の「I've Got You Under My Skin」。

NHKで再放送されていた「エド・サリバンショー」を見ていたら、フォー・シーズンズが出演した際にこの曲をやっていて、好きになりました。

「こんな曲が好きなのは自分だけか?」と思っていたら、いつだったかのサンデーソングブックで達郎氏が「フォー・シーズンズの作品の中でも傑出した作品」と紹介して、この曲をかけたことがありました。

なんか、すごくうれしくなってしまいました。自分もそれほど、音楽を聴く耳は悪くないかも? という感じで。

その後 達郎氏は「I've Got You Under My Skin」を、村上秀一氏(ポンタ)のアルバムに参加した際にカバーしていました。
(まだ続く)

村上"ポンタ"秀一 : Welcome to My Life ('98)
Four Seasons (フォー・シーズンズ) − その2
参加メンバー、凄いです!


posted by katsuaki at 12:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 達郎氏からの影響
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